宝塚花組公演『はいからさんが通る』の『はいから』とは?

はいからさんが通る

2020年3月から公演予定の花組『はいからさんが通る』が待ち遠しいですね!

絶賛チケット発売中ですが、このチケットがなかなか取れない!

抽選も先着販売もなかなか取れず、宝塚歌劇の人気っぷりが分ります!

STA(S太)
先着チケットはものの2・3分で販売終了!アクセス集中で繋がりさえしません!

はいからさんが通る』のキャストの記事はこちらを参考ください!

はいからさんが通る 柚香光 華優希

そこで今回は、『はいからさんが通る』はいからについて調べてみました!

当記事は他のどのサイトよりも内容重視で、ステキな情報をお届けします!

『はいからさんが通る』の『はいから』って何?

ご存知の通り『はいからさんが通る』は大和和紀さん著作の人気少女漫画ですね!

大正時代を舞台とし、設定年代当時の時代背景をもとに一組の男女の恋愛模様を描いた作品です。

実際の時代背景には、大正デモクラシー、シベリア出兵、関東大震災も含まれ、当時の時代の流れに沿った作りになっているところがポイントです!

 

この投稿をInstagramで見る

 

@kyuri.2020がシェアした投稿

宝塚歌劇のみならず、アニメ化、映画化、実写映画化、舞台でも題材になるほど非常に人気が高い作品ですね!

そこでちょっとした疑問!

『はいからさんが通る』の『はいから』って一体何???

おさる子
はいから』って『ハイボール』と『から揚げ』じゃないの??

そんなおさる子のためにも今回は、『はいから』についてまとめました!

はいからさんが通るの別のまとめ記事です↓↓↓

はいからさんが通る 柚香光 華優希

スポンサーリンク

『はいからさんが通る』の『はいから』についての意味

はいから』について調べてみました!

はいからハイカラ)は『西洋風の身なりや生活スタイルを指し示す言葉』で、明治30年代の流行語です!

生みの親は石川安次郎(1872-1925)という新聞記者で、紙面で使った言葉だそうです。

西洋文化にかぶれた人を揶揄する言葉

ハイカる』という動詞でも派生し『ハイカった人』、『ハイカラ髪』などの形容詞として使われていたと言います。

おさる子
ハイカるってことば、明治時代の言葉なのね!すごく今風な言い方だ!

 

この投稿をInstagramで見る

 

0628(@minamigram0628)がシェアした投稿

 

スポンサーリンク

『はいからさんが通る』の『はいから』の語源は?

はいから』って明治時代から使われる言葉ということは分かって頂けたと思います。

はいから』の生みの親話は分かったとして、どうして『はいから』なんでしょう?

さらに深く調べると、、、

くりげちゃん
はいからの名付け親の石川安次郎が使い出した言葉ということは、西洋かぶれの人やモノがあったはずね
STA(S太)
くりげちゃん、鋭い読みだね!名探偵並みの洞察力だ!

はいからと名指しされた人物に、当時では珍しいイギリス留学を経験した望月小太郎(1866-1927)という政治家がいました!

望月小太郎

出典はこちら

おさる子
ワイシャツの襟が高くない!!??でもオシャレね!

ワイシャツの襟が高いのはたまたまではなく、当時欧米で流行っていた着こなしだそうです。

こうした西洋風の着こなし方を石川安次郎は『High Collar(ハイカラ)』と揶揄(やゆ)しました!

くりげちゃん
高い=High、襟=Collarってことなのね!!襟付きのシャツをカラシャツっていうもんね!
STA(S太)
COLOR=色、とはちがうよ!皮肉的な意味は今はなさそうだね!

語源は、明治時代の男子洋装の流行であったハイカラー(high collar、高襟)、すなわちワイシャツに付ける丈の高い襟に因む。このような高い襟をつけた政治家や官吏を指して(横浜)毎日新聞の石川半山(石川安次郎)が紙面の『当世人物評』において1898年-1899年(明治31-32年)頃から「ハイカラア派」、「ハイ、カラア党」などと使い始めたのが1900年から流行したもの。

出典はこちら

『はいから』と『宝塚歌劇』のつながりについて

はいから』の語源は『高い襟』でした!

次に、『はいから』と『宝塚歌劇』についてのつながりについてまとめていきます!

おさる子
はいからさんが通る』って作品でつながっているんじゃないの?
くりげちゃん
はいからさんが通る』は再演もされるし、宝塚とは切っても切れない関係だわ!!
STA(S太)
はいからさんが通る以外にも関連があるんだよ!それをまとめるね!

スポンサーリンク

『はいから』と『宝塚歌劇』と『越路吹雪』

突然ですが、越路吹雪さんという方をご存知でしょうか?

宝塚ファンの方ならピンと来ている方もいらしゃるはずです!

このお方は、元宝塚歌劇団27期生、男役スターだったんですね!

1951年退団後も、17年間東宝の専属スター女優としてミュージカルに活躍したほか、歌手としての才能も開花させました。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Jan_Bakkarman(@jan_bakkarman)がシェアした投稿

日本のシャンソンの女王

魅せる歌手

とも称され、フランスのシャンソンを日本語で歌いあげる実力派歌手に。

代表曲には、『愛の賛歌』、『ラストダンスは私に』、『サン・トワ・マミー』、『ろくでなし』があります。

享年56歳と早く亡くなられました。

そんな越路吹雪さんが代名詞がまさに『はいから』だったです。

ロングリサイタルの舞台衣装はニナ・リッチとイヴ・サン=ローランのオートクチュールであり、ニナ・リッチの本店には、越路の胴の木型がある。バッグが大好きで、エルメスやルイ・ヴィトン、フェンディなどを愛用していた。パリのエルメス本店で革の手袋を購入する際に「全色頂くわ!」と言った話は有名である。また、パリの有名店では「マダム内藤」で通っていた。

出典はこちら

 

この投稿をInstagramで見る

 

➳ ℂ ♥︎(@ssk_cnt)がシェアした投稿

スポンサーリンク
長身と西洋風のファッションが似合う『スターの姿』になぞり、『はいから』と呼ばれていたそうです。

宝塚OG枠を超えた国民的な人気っぷりに加え、実力のある歌声に、当時は大盛り上がりだったと言います。

2014年には宝塚歌劇団創立100周年を記念して創立された『宝塚歌劇の殿堂』の最初の100人の一人として殿堂入りを果たしています!

先日2月18日が越路吹雪さんの誕生日。

そんな日にS太は『はいからさん』の『はいから』てなんだろうと調べていた時でした。

おさる子
そういうタイミングってあるよね!偶然が重なることって!!はいからさんについて調べてくれてありがとう!!

 

宝塚歌劇花組『はいからさんが通る』に期待!

はいからさんが通るの『はいから』について調べ上げました!

はいから』というキーワードについて、こんなにもつながりがあったとは知りませんでした

はいからさんが通る』と『宝塚歌劇』とそこに『越路吹雪』さんがつながっていると思うと、少し感慨深いものがあります。

 

この投稿をInstagramで見る

 

tkrzk__forever(@tkr_zk_love)がシェアした投稿

はいからさんが通る』の作品には越路さんは出てきませんが、『はいからと呼ばれた人』に宝塚OGの越路吹雪さんという宝塚にゆかりのある方が実在した!という知識があると、違った印象で観劇出来そうです!

今回は、『はいから』についてまとめ、さらにキーパーソンであり『越路吹雪』さんについても簡単ですがまとめました!

また、最後になりますが、越路吹雪さんの40回忌コンサート『アプレ・トワ』が今年2020年3月14日、15日に博多座(福岡)で行われます。

越路吹雪

出典はこちら

坂東玉三郎を特別ゲストにし、、、

春野寿美礼、水夏希、紅ゆずる、に加え、宝塚歌劇団、凪七瑠海(専科・89期生)を交えた豪華コンサートです!!

話題作間違いないですね!!

STA(S太)
以上、S太でした。 ご興味頂けましたら、サイトのブックマーク・ツイッターの登録をお待ちしています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUT US
アバター画像
S太
"昨日の自分を超える"をモットーに脱社畜系男子を目指している九州男児。 宝塚歌劇団、花組『青い薔薇の精』を観劇し、月組『アイアムフロムオーストラリア』、花組『ダンスオリンピア』を生観劇。 宝塚に魅せられ、多くの人にその魅力を伝えたくブログの執筆も始めました!
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.