宝塚歌劇団を退団した卒業生の活躍を支援することなどを目的にした『タカラヅカ・ライブ・ネクスト』が4月1日付で発足しました!
106期生の卒業式の際、阪急阪神ホールディングスの会長である角和夫理事長から、この宝塚OG構想(通称、夢組)のお知らせがあったのも記憶に新しいです。
そして、その内容は、、、
「夢組」は宝塚歌劇団の小川友次理事長(63)が2020年年頭あいさつで、25年大阪・関西万博に協力すべくOGを集結した企画案を語ったもの。これを受けた形で角氏は式典の壇上で「宝塚を卒業されても情熱を持たれている方をきちんと組織化して、上質なショーを提供できれば。将来的には、現役生と一緒にやるのかは分かりませんが、海外の方にも宝塚の良さを知っていただきたい」と構想を語り、2020年度から準備に入ることを明かした。
まだまだ不明な点はありますが、要点をまとめていきましょう!
当記事は他のどのサイトよりも内容重視で、ステキな情報をお届けします!
『タカラヅカ・ライブ・ネクスト』発足!活動ついて要注目!
宝塚OGが集結する新会社『タカラヅカ・ライブ・ネクスト』がついに、発足しました!
『タカラヅカ・ライブ・ネクスト』は、一体どんな組織でしょうか?
その全貌に迫りたいと思います!
宝塚夢組とは、これかな?
https://t.co/FRnCgFxa1d#宝塚歌劇団— りららん🔥🎵😍 (@riraran1208) March 31, 2020
まずは公開された情報を整理しました。
会社設立の目的
株式会社タカラヅカ・ライブ・ネクストでは、宝塚歌劇団において日々の研鑽を重ねることで身に付けた高い技能と、豊富な舞台経験を有する宝塚OGが、退団した後もさまざまな場で活躍できるよう支援するとともに、宝塚OGを起用したショーやコンサート等の企画・プロデュースにも取り組んでいく予定です。こうした活動を通じて、ステージ事業のさらなる魅力度向上を目指してまいります。
登記についての情報を見てみると、、、
会社概要
商号 :(株)タカラヅカ・ライブ・ネクスト
所在地 :大阪市北区
代表者 :中西 達也(なかにし・たつや)
資本金 :100百万円
株主構成:阪急電鉄(株) 100%
設立 :2020年4月1日主な事業内容 : 宝塚OGによる公演・ショー等の企画・制作、宝塚OGのプロモーションおよびマネジメント ほか
どんな活動を行っていくのか、宝塚ファンであればだれしも気になるトピックスですね!
さらに詳しく見ていきましょう!!
宝塚OGの『タカラヅカ・ライブ・ネクスト』は5組とは別扱い?
S太が注目すべきは主な事業内容の項目と5組との独立性ですです。
(5組とは花組、星組、月組、雪組、宙組を指し、舞台をもたない専科は除外)
宝塚OGによる公演・ショー等の企画・制作、宝塚OGのプロモーションおよびマネジメント ほか
5組で活動されている劇団さんとは切り離して考えていただきたい
として上で、
あくまでS太の見解ですが、発表された内容から読み取れることは、、、
①宝塚OGの舞台が観られる?
②宝塚OGが裏方となり舞台を企画?
③宝塚OGがタレント化?
この3つが考えられます。
一つずつ見ていきましょう!!
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宝塚OGの舞台がまた観られる?
これが一番ホットなお知らせですが、これは確定でしょう。
宝塚OGを起用したショーやコンサートが文面通りであれば予定されると思います。
今後は、宝塚OGのだれが在籍するか?そして、かつてのトップスターが在籍することも、もしかするとあり得るかもしれません!
ただ、TV・ドラマで活躍している有名な宝塚OGの方々はすでに、大手事務所・プロダクションに在籍していらっしゃるため、どんなメンバーが在籍するか楽しみですね!!
5組との独立性を考えると、専科のような組になるのでしょうか??
宝塚OGの舞台姿が観られる?→期待度★★★★★(MAX)
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宝塚OGが裏方役となり舞台を企画?
『宝塚OGによる公演・ショー等の企画・制作』という点を踏まえると、
解釈によっては、宝塚OGが裏方となって宝塚の舞台を企画?とも取れます。
舞台役者としての経験が、舞台裏で役者を支える力になることは想像できます!
演出家と役者をつなぎサポートする第三者の存在は、きっと宝塚の今後の発展に一躍を担ってくれると思います!
ただ、これも「5組で活動されている劇団さんとは切り離して考えていただきたい」とした上ですので、①の期待度よりは低めですね!
宝塚OGが裏方になり宝塚の舞台を企画?→期待度★★★
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宝塚OGがタレント化?
さらに、深読みすれば、、、マネジメントというキーワード
『タカラヅカ・ライブ・ネクスト』が宝塚OGを揃えた芸能事務所となるか?という予想です!
ジャニーズやアナウンサーが集まるような芸能事務所となれば、宝塚は新たな道を進めるのではないでしょうか?
若い時代に厳しいレッスンを受け、宝塚の舞台を経験した元タカラジェンヌとなれば、実力はお墨付き、希少価値も十分で唯一無二の存在になると思います。
宝塚OGの舞台はもちろん、他の舞台への出演、ドラマや映画にも出演できるとなれば、設立の目的も達成できることでしょう!
宝塚OGをまとめる芸能事務所?→期待度★★★★(S太の期待も込めて)
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タカラヅカライブネクストの動向に要注目!
夢組構想の最大の目的は、宝塚OGの第二の人生の交通整理です。
夢や希望を持って、若干15歳そこらの娘が宝塚を受験し、入学、入団へと進みます。
その過程は、多大な努力の積み重ねであることは誰もが認める事実ですね!
ジェンヌ自身は、がむしゃらに目の前の課題をこなすこと。
宝塚は『終わり(退団)があるから輝けるもの』
終わりの美学や、儚さ、無常観を教えてくれているのかもしれません。
宝塚は終わりがあるから良いと言ってる人いたけど本当にその通りだと思う。
そもそも夢組に喜んで入るOGさんとかいるのかな?
もしいたとしてもその人のファンは喜ばないでしょ。— 凜 (@tAqaPTEEIlRnzuK) March 31, 2020
宝塚が作り上げてきたこの美学を踏まえても、S太は思うことがありました。
この夢組構想を調べている中で、タカラジェンヌの親の立場で宝塚について考えてみました。
今回の夢組構想は『宝塚OGのための組織』であるということです。
芸の道を選んだジェンヌを送り出す親の身として、退団後の愛娘の人生ほどとても気がかりなものはないのではないでしょうか?
OG皆が望んだ第二の人生を歩んでいるのか?
そんなOGが多いからこそ、この組織の発足につながったのではないでしょうか?
100年以上続く宝塚の歴史をさらに永く続けていくには、OGの力が必要な時ではないでしょうか?
5組とは別扱いの組織であるとのことですから、多くのファンが思う『終わりの美学』は決して守ってくれるはずです!!
そして、ファンとOG、現役ジェンヌを上手くまとめることこそ理事会(本部)の役割ではないでしょうか?
さらなる宝塚の発展をS太は、皆様と一緒に観守っていきたいと思います!
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